キャンプなどができる野外体験施設で働きながら、プライベートで、子たちの尊厳を大人たちが大切にするための学びの場づくりをしています。
こどものマイクけんきゅうかい、ひゃくようばこ代表。絵本よみ楽団 猫と子は扉をしめない のメンバー。日本イエナプラン教育協会とよたサークル世話人。
わたしたちは、講座やワークショップの場を作るときに次のことを大切にしています。
◯学び場でもあるけれど、息抜き、休息(respite)の場でもあり、ママなどの役割を降ろして横に置ける場に。
◯聴くことと話すことを分けて、それらを丁寧に重ねる(reflecting)場に。
◯全員の声が大切にされる場に。遮られずに安心して話したいことを話せる場に。
◯何と答えようか、何を話そうかと考えながら聴かなくて良い場に。
◯話すことをゴールにせず、その人のペースでいられる場に。
◯各自の気づきのプロセスや速さに他人が口を挟まず、マイペースで思考できる場に。
◯自転車の乗り方を身体で覚えるように、共感と対話を味わう時間に。
◯対話の心地良さを味わうために、対等な関係性を。
◯この場に期待することをシェアしよう。
いかがでしょうか。
「日常ではなかなかそこまでは、できない」と思われるかもしれませんね。
わたしたちもそうです。
だからこそ、あえて、やってみるのです。
わたしたちは、こうした場づくりを大人同士がまず試みて、アドボカシーの素晴らしさを体感することがまず大切だと、考えています。
目指すヴィジョンとそのプロセスは一致していなければなりません。